STEAK HOUSE Feu

ソムリエが選ぶ1本。大切な時間に、特別なワインを。

STEAK HOUSE Feu

肉の魅力をもっと深く、もっと自由に楽しむために。
STEAK HOUSE Feuだからこそお届けできる、熾火で丁寧に焼き上げる熟成肉を中心に、旬の野菜や厳選したワインなど、「肉を愉しむ」情報をお届けします。

ワインリストの種類が多すぎて迷ってしまったり、「この料理に本当に合うのだろうか」と不安になったことはありませんか?
料理に合わせる一本を探す時間もまた、レストランの愉しみのひとつです。本記事では、
STEAK HOUSE Feuのソムリエ・内田が、当店でのワインの選び方と味わい方をお伝えします。

静かな情熱で紡いだソムリエというキャリア

高校時代に遠征で泊まったホテルで、控えめながら凛としたホテルマンを目にしました。その姿に憧れ、25歳でソムリエ資格を取得。現在は 約400本のワインを管理し、週に二度テイスティングを行いながら産地・品種・造り手の背景を学び続けています。

「このワインはどのブドウで、誰がどこで造ったのか」。背景を把握することで、お客様に自信をもって提案できる――それが私のスタンスです。

会話から導く“その日のワイン”

ワインリストは品種別に整理していますが、選定の中心にあるのはお客様との対話です。

「スパイシーな香りと果実味、どちらが気分に近いでしょう」「オーストラリアを旅されたと伺いましたが、どの地域でしたか」――好みや思い出をうかがいながら、候補を2〜3本に絞り込みます。気温やご人数、その日の雰囲気に合わせてサーブ温度を数度単位で調整し、最適な状態でお届けします。

ウルトラマリン・ブラン・ド・ブラン チャールズ・ハインツ・ヴィンヤード 2017(左)ドライな味わいでシャープな酸があり、しっかりとした塩みのミネラル感があります。ブリュット・クラシック ドゥーツ(右)全世界の著名なホテルやミシュランレストランで採用されている名門シャンパン。辛口で決め細かな泡が楽しめる。
ジェーン エア ジュヴレ シャンベルタン(左)濃醇な果実味と力強い味わいが魅力の余韻がとても長いワイン。シルヴァン・パタイユ / マルサネ・ルージュ(右)甘美なアロマと エネルギッシュでいて美しい酸味。アフターにやわらかなタンニンを感じる。
ドメーヌ バシュレ モノ ブルゴーニュブラン(左)綺麗な酸味とどこまでも続く余韻。とても上品で洗練されたワイン。ドメーヌ ギュイモ ミッシェル / ヴィレ・クレッセ(右)辛口のスタイルで、綺麗な酸がボディを引き締め、上品なバランスのシャルドネを楽しめる。

赤城牛ステーキと楽しむワイン体験

赤城牛の凝縮した旨味には、果実味のあるしっかりめの赤が好相性です。前菜には軽やかな白、メインで赤城牛と赤を合わせ、締めにロゼを添えるなど、コース全体で味の変化を楽しむこともできます。

やわらかく、それでいて食べ応えのある食感。口溶けの甘さと赤身のしっかりした旨みの赤城牛

併設のワインショップで選んだボトルを持ち込む(持込料1,500円)ことも可能ですので、気になる一本があれば遠慮なくご相談ください。

ワインから生まれた、夫婦の豊かな時間

ワインに不慣れだったご夫婦にオーストラリア産シラーズをおすすめしたところ、後日「家でもワインを試すようになり、共通の趣味になりました」と笑顔で報告してくださいました。ご夫婦でラベルを選びながら味を語り合う時間が増え、ワイン仲間との集まりにも足を運ぶようになったそうです。

一本のワインが暮らしに溶け込み、時間を少し豊かにする――その変化に寄り添えることが、ソムリエとしての大きな喜びです。

ワインとの出会いをお手伝いします

「赤と白の違いも分からない」といったご相談も、全く問題ありません。香りの取り方やグラスの扱いまで丁寧にご案内します。ワイン愛好家の方には産地やヴィンテージの話を、初心者の方には「今日はどんな気分ですか」という問いかけから。造り手の思いが込められた一本を、赤城牛ステーキとともにゆっくりお楽しみください。

落ち着いた時間をお過ごしいただけるよう、スタッフ一同お待ちしております。

語り手:内田 裕介

会員制リゾートホテルに10年在籍。
オープニングスタッフとして2施設を経験
2023年7月〜ステーキハウスフゥソムリエ

御代田在住。

店名 : STEAK HOUSE Feu
TEL : 0267−31−5164
営業時間 : ランチ11:30-14:00(L.O.) 、ディナー17:30-20:00(L.O.) ※ディナータイムは予約制。当日17時まで受付。※火曜日はランチのみ
定休日 : 水・木曜日
ペットの入店 : テラス席のみ可