11/24(月・祝) MMoPの映画上映会「リペアカフェ」開催
長野県御代田町の複合施設MMoPで、感性を育むテーマ映画「MMoP CINEMA」を開催。上映後はモデレーターを交えたシェアリングの会も。映画を通じて生まれる発見と交流を、心地よい空間でお楽しみください。
感性を育むことをテーマにした映画上映会「MMoP CINEMA」を開催します。
MMoPを創るMMoP Production Collectiveが、これからのMMoPにとって大事にしたいテーマの映画をピックアップ。単に映画を鑑賞するだけでなく、上映後はテーマに合わせたモデレーターを招き、映画の内容や、そこから生まれる想いや視点について参加者と意見を交わす「シェアリングの会」を開催します。
映画をきっかけとした新しい発見と、心地よい交流が生まれる、MMoPならではの上映会を、ぜひお楽しみください。
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「修理したいのはモノだけじゃなかった。」オランダ発祥リペアカフェに集う、人とモノを巡る物語。
企画制作:IDEAS FOR GOOD、協力:Repair Café International
監督、撮影、編集、翻訳:瀬沢正人、撮影応援:龍ノ口弘陽、
クリエイティブアドバイザー:廣瀬正樹、翻訳補助:吉野有香、Amita Janssen
2024年/オランダ、日本/30分/カラー/日本語、英語、オランダ語字幕
◼︎映画概要
お店では修理を受け付けてくれない壊れた家電や服、自転車など、
あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれる、オランダ発祥のリペアカフェ。実
は彼らの役目は、モノを修理するだけではない。
離れ離れになった家族の「思い出」、疎遠になりつつある地域の「コミュニティ」、捨てるこ
とを前提に成り立つ消費社会の「システム」…
リペアカフェにはどのような人とモノが集うのか?壊れかけた「モノ以上のもの」を直す人々
の物語がここにある。
◼︎制作背景
あなたの周りに眠っている、壊れたままのものはありますか?
ほつれたニット服、ひび割れたタブレット、小さい頃に遊んだおもちゃ……それぞれに思い出
やストーリーがあるでしょう。

しかし、大量生産・大量消費が前提となる社会では、私たちは、気付けばモノが壊れたら新し
いものに買い替えるのが当たり前になっています。お店で修理を頼むよりも新品を買う方が安
かったり、自分で修理するのが難しかったりすることもあります。
そんな壊れた家電や服、自転車など、あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれ
る場所があります。その名もRepair Cafe(リペアカフェ)。
IDEAS FOR GOODが贈る、初のオリジナルショートドキュメンタリー『リペアカフェ』は、そん
なリペアカフェ発祥の地であるオランダ・アムステルダムを舞台に、彼らの活動に密着。その
中で生まれたコミュニケーションから、私たちの身の回りにあるモノと人との関係性や、真の
豊かさを見つめ直します。

2024年7月、欧州では消費者が製品の修理を簡単にするために「製品の修理を促進する共通指
令」が施行されました。これによって、テレビ、掃除機、携帯電話など11種類の家電につい
て、購入から最大10年間、メーカーが修理サービスの提供を行うこと等が義務付けられまし
た。
製品の設計段階からごみが出ることを防ぎ、資源を高い価値を保ったまま循環させ、自然を再
生していくことを目指す、サーキュラーエコノミー。こうしたシステムを推進する上で、最小
限のエネルギーで製品の寿命を伸ばす「リペア」は重要な鍵となります。
日本でも、2024年7月にサーキュラーエコノミーに関する関係閣僚会議が開かれ、リペアを通じ
た地域活性化やライフスタイル転換の必要性が議論されています。
地球の健康状態を示すプラネタリーバウンダリーが限界を迎えつつある現在。これからもこの
地球で幸せに暮らし続けるために、「修復」や「再生」を通じて、どうすれば豊かな社会を築
き、ともに生きていくことができるでしょうか。
