
ソムリエが選ぶ1本。大切な時間に、特別なワインを。

肉の魅力をもっと深く、もっと自由に楽しむために。
STEAK HOUSE Feuだからこそお届けできる、熾火で丁寧に焼き上げる熟成肉を中心に、旬の野菜や厳選したワインなど、「肉を愉しむ」情報をお届けします。
ワインリストの種類が多すぎて迷ってしまったり、「この料理に本当に合うのだろうか」と不安になったことはありませんか?
料理に合わせる一本を探す時間もまた、レストランの愉しみのひとつです。本記事では、
STEAK HOUSE Feuのソムリエ・内田が、当店でのワインの選び方と味わい方をお伝えします。
静かな情熱で紡いだソムリエというキャリア
高校時代に遠征で泊まったホテルで、控えめながら凛としたホテルマンを目にしました。その姿に憧れ、25歳でソムリエ資格を取得。現在は 約400本のワインを管理し、週に二度テイスティングを行いながら産地・品種・造り手の背景を学び続けています。

「このワインはどのブドウで、誰がどこで造ったのか」。背景を把握することで、お客様に自信をもって提案できる――それが私のスタンスです。
会話から導く“その日のワイン”
ワインリストは品種別に整理していますが、選定の中心にあるのはお客様との対話です。
「スパイシーな香りと果実味、どちらが気分に近いでしょう」「オーストラリアを旅されたと伺いましたが、どの地域でしたか」――好みや思い出をうかがいながら、候補を2〜3本に絞り込みます。気温やご人数、その日の雰囲気に合わせてサーブ温度を数度単位で調整し、最適な状態でお届けします。



赤城牛ステーキと楽しむワイン体験
赤城牛の凝縮した旨味には、果実味のあるしっかりめの赤が好相性です。前菜には軽やかな白、メインで赤城牛と赤を合わせ、締めにロゼを添えるなど、コース全体で味の変化を楽しむこともできます。

併設のワインショップで選んだボトルを持ち込む(持込料1,500円)ことも可能ですので、気になる一本があれば遠慮なくご相談ください。
ワインから生まれた、夫婦の豊かな時間
ワインに不慣れだったご夫婦にオーストラリア産シラーズをおすすめしたところ、後日「家でもワインを試すようになり、共通の趣味になりました」と笑顔で報告してくださいました。ご夫婦でラベルを選びながら味を語り合う時間が増え、ワイン仲間との集まりにも足を運ぶようになったそうです。
一本のワインが暮らしに溶け込み、時間を少し豊かにする――その変化に寄り添えることが、ソムリエとしての大きな喜びです。
ワインとの出会いをお手伝いします
「赤と白の違いも分からない」といったご相談も、全く問題ありません。香りの取り方やグラスの扱いまで丁寧にご案内します。ワイン愛好家の方には産地やヴィンテージの話を、初心者の方には「今日はどんな気分ですか」という問いかけから。造り手の思いが込められた一本を、赤城牛ステーキとともにゆっくりお楽しみください。
落ち着いた時間をお過ごしいただけるよう、スタッフ一同お待ちしております。